寝ている間にいびきをかく方や呼吸が止まる方はこの疾患の可能性があります。
寝ている間のことなので自身では気づかず、夫婦間や家族、ベッドパートナー、友人から指摘されるケースがほとんどです。
いびきをかいて寝ている方はぐっすり深く寝ているように見えますが、実は逆で眠りが浅いのです。
眠りが浅いので長時間寝てもすっきり目覚めず日中眠くなります。
この病気の方は日中眠いだけではなく、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病といった病気を合併する確率が他の方より高くなりますので放置しているのは危険です。
診断を確定するためにはひと晩入院が必要ですが、問診と簡単な検査である程度診断できますので、睡眠時無呼吸症候群ではないかとお悩みの方は是非ご相談ください。この疾患の原因の一つに、肥満があります。
喘息は軽症でもまれに死亡に至るケースがあり、短時間で状況が著しく変化することのある病気ですな患者さんはピークフローメーター(医院から貸し出しのできる自宅用簡易呼吸機能検査)で、日内変動を把握することが大切です。
喘息は、以前考えられていたような発作性の病気ではなく、気管支の粘膜に炎症(赤く腫れた状態)が長く残る慢性の病気ですから、喘息の診断がついたら、早めに吸入ステロイド剤を開始することが大切です。
軽症の方
肥満であればダイエット指導、そうでない場合はマウスピースなどの治療を行います。中等症・重傷の方
CPAP治療(経鼻的持続陽圧呼吸療法)を行います。その他
扁桃腺の大きい方や、軟口蓋が大きい方には、耳鼻科的手術を行う場合があります。1日目 | |
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18:30 | 入浴かシャワー浴(髪を洗ってください) |
19:00 | 検査開始 |
20:00 | 消灯 就寝 検査時間約10時間 |
2日目 | |
06:00 | 検査終了・起床 |
07:00 | 入浴かシャワー浴 |
08:00 | 検査結果説明 |
鼻マスクから気道に圧力加えた空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法で、睡眠中のみに使用します。
患者さんごとに必要な圧力は異なるため、入院検査の結果を基に、いびきと無呼吸を限りなく少なくするために必要な圧力を決定します。
自宅でのCPAP療法中は月1回の受診をすると健康保険の適応となり、治療の効果や体の状態などを確認致します。
好評のアフターケア
当医院では、医師の診察の他に専門の技師によりCPAPに関する相談や使用方法の説明を行い、アフターケアにも万全を期しております。患者様とのコミニュケーションの場として、心配なこと・先生には聞けないことなど、何でも聞いてください。